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唐招提寺をおとずれて
六月の声を聴くや梅雨入り。時ならぬ五月末からの猛暑を体験した体に容赦なく季節は移ります。

六月六日 
鑑真大和上の命日にあたるこの日、奈良の唐招提寺に行ってきました。

40年近く前、高校一年の夏に、井上靖の「天平の甍」の読書感想文を書いたことをふっと思い出しました。

  この物語は、遣唐使として唐に渡った若き僧たちの話です。
日本の仏教界に戒律をもたらすために、時の天皇の命を受け唐の高僧を招聘に海を渡ります。命を懸け、使命を携え向学心に燃えてたくさんの若き秀才たちが唐に向かうのです。
高僧鑑真は、弟子たちに日本へ行く志願者を募るのですが、命を懸けて未開の地に行くものはなく、自らが日本へ行くことを決めるのです。
密告や裏切り、海難、漂流、度重なる試練の末、訪日した鑑真和上は盲しいていらっしゃいました。

和上とともに苦難の旅を越え、彼を支え、日本のために大事を成し遂げた若者たちがいたこと、その陰に、海の藻屑と消えたたくさんの犠牲者がいたことを、教えられました。

今を築き上げるために、流された血と汗と涙に感動したあの心がよみがえってきました。


開山忌舎利会が催される六月六日の鑑真大和上の命日を挟んだ3日間(今年は日曜が続くので4日間)御影堂が公開されます。

鑑真大和上像を直接参拝させていただけます。
そして、構想から12年かけて制作された東山魁夷画伯の障壁画、襖絵が公開されます。

白波と青の美しい海の「涛声」
雲湧き上がる深山の「山雲」
鑑真大和上の故国の景勝地「黄山暁雲」「桂月月宵」

どれも息をのむ作品ですが、私個人としては、「山雲」に強く惹かれました。廊下からしか拝見できないので、全面を見ることができないのですが、ドラえもんの「どこでもドア」で深山に分け入ったようです。
水煙で、身を清められて、漂っているような錯覚を起こします。遠くの瀧の音も聞こえてきます。床の間の障壁画は、迫力があって、真近に山が迫ります。

長野県信濃美術館には、その下絵が残されていますが、小さくても感動させられるのですから、その何百倍も大きな作品に圧倒されるのは当然です。
この目で、肉筆を見られたことに感謝です。


日本の文化に触れることによって、私は日本人だ!という誇りを体感します。
自らの国を愛し、誇りとし、その一員である自分も気高さを持ち生きなければと感じてきました。

歴史と芸術と信仰と愛国心を再発見した旅でした。

先人に感謝。ありがとうございました。

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