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東山魁夷作品との邂逅
4月12日から6月1日まで静岡市美術館で、「巨匠の眼 川端康成と東山魁夷」展が開催されています。

開催前、何度も日本経済新聞に広告が出てましたが、そこに紹介された東山作品の「北山初雪」に魅了されました。

雪をのせた京都北山杉の木立が、穏やかに静かに冬を受け入れている美しい作品でした。カラー広告ではないため、色合いまではわかりませんが、遠くても見に行きたいと思いました。


東山魁夷画伯は、私の世代なら知らぬ人がない日本画の巨匠です。「道」・「白い馬」シリーズ・唐招提寺の壁画襖絵など、あまりに有名で、東山作品は知っているつもりでした。でも、知っているつもりだけでした。何も、本当は知らなかったのです。
本ではなく、テレビでもなく、リトグラフでもない、本物の東山作品を見たのは昨年9月でした。


福島県美術館で、東日本大震災の被災者を慰めようと、「若冲が来てくれましたーブライスコレクション江戸絵画の美と生命」が催されました。
それに合わせ、国内の名画も、宮内庁をはじめ各美術館から集められました。その国内賛助出品作品に、東京都近代美術館の「青響」があったのです。

この作品は、福島から磐梯に抜ける土湯峠の近くで、ぶなの原生林の中、瀧が流れる風景を描いたものです。

東山作品との邂逅でした。

しばらく、作品の前にただずみました。魅了されて動けなかったのです。若冲の第一会場と異なり、人がまばらだったことも幸いして、近づいては離れ、離れては近づき、作品を味わいました。
近くでは、モザイクのような幾何学模様にしか見えないのに、離れれば、山深い碧々とした木立。
連続しているような、積木細工なような木々が、ひとつひとつ異なる表情を醸し出す不思議さ。
一筋の瀧のすがすがしさ。
人を寄せ付けない自然の神々しさ。

たった一枚の東山作品でしたが、心に残る作品でした。


そして、4月12日静岡市美術館に行ってきました。

東山作品が堪能できる展覧会でした。
また、分野こそ違えども、日本の美を追求した日本の二大作家 川端康成と東山魁夷に、深い親交があったことに感銘を受けました。孤独な創作活動の中、いかに日本の美を表現するかということに挑んだ点で、ふたりは同志だったと感じました。

私を魅了した「北山初雪」は川端氏のノーベル文学賞受賞の記念に贈られたものでした。ブルーグレーを基調とする美しい作品でした。

また、東山作品の美しさは、霧、霞、靄、雲、水蒸気の表現にあるとも感じました。青い山並みにかかる「朝雲」の作品も美しくすがすがしい気を発していました。(と感じました)

私達夫婦はあっという間に東山魁夷に、はまり込んでしまいました。

4月29日長野県信濃美術館東山魁夷館にも行きました。
そして、来る6月6日年に一度の唐招提寺の、一般公開に行く予定をいれました。
遅ればせながら2014年東山魁夷カレンダーも手に入れました。

最後に、今日5月6日東山魁夷画伯の命日にあたります。


素晴らしい作家と同じ時代に生きられたことに感謝しています。

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